今までマスターフェーダーにインサートで挟むものを思考錯誤してきました。
リミッターに始まり、コンプも何も挟まずに迫力のあるミックスに挑戦したり、
イコライザーも使ったり使わなかったり。
最近ではマキシマイザーなども駆使してみたり。
マスターに何を使うかで、最終的なアウトプットが決まるので、
やはり肝心なところだなと思います。
そこをいろいろ研究されている方は多いのではないでしょうか。
私は最近は、WAVESのSSLのマスターコンプを使い、前までは-2dBくらいで押さえる感じでしたが、
もっと突っ込んでピークで-6dBくらいまで突っ込んで、
そのあとOXFORD EQでミドルをスッキリさせて作ります。
太い音で作っていくと、すごくかっこいいのですが、
最終的に少しぼてっとしますので、マスターEQでスッキリさせます。
だったら各楽器のミドルを切ればいいじゃんとなりますが、
確かにごもっともで、それも試しましたが、すると少しスカスカな気もします。
やはり密度を濃くして、そこから余分な部分をカット、するとファットでスッキリする音色に作ることができるかなと考えています。
最近の考えなので、またこんごいろいろ進化して変わっていくと思いますが。
でも、飽くなき挑戦があるからこそ、もっと音にシビアに追求できるのかなと思います。