昨年から録音、ミックス、マスタリングをしたCDが今年発売になったりして、たくさんいただいています。
まずは、ayU tokiOさんのアルバム「新たなる解」には、レコーディングで携わりました。ブラスセクションと、ストリングスのマイクのセッティングをいたしました。ayU tokiOさんはとても個性的な素敵なマイクを持っていまして、それを試そうと思い、試したところ、とても素敵な音になりました。
いい意味で「渋い」音色のマイクでした。
そして、浜田マロンさんの「レディ・モノクローム」。2017/1/25に発売になりまして、箸本は昨年ほぼレコーディングに携わりました。ミックスはいろはサウンドプロダクションズの林田涼太さん。少しだけミックスの現場に顔を出したのですが、スピーカーを最近B&Wに変えたとのことで、仕事の合間に見に行きました。パンチのある浜田マロンさんの歌声と、それを支えるバンドメンバーの最高の楽曲が出来たと思います。
私も浜田マロンというパワーある作品を余すことなく収音できたかなと自信をもって言えるアルバムです。
そして、斉藤慶さんのアルバム「MOJAMOJA SMALL GIANT」では、マスタリングエンジニアとして携わりました。ポップでカラフルな斉藤慶さんのミックスが出来上がった楽曲を、全曲並べて音量調節をいたしました。音量だけでなく、1曲1曲ばっちり出来上がったパワーのある曲をもっとパワーのある音圧に作り上げることも、現在のマスタリングではできるようになりましたので、その作業をしました。
私としては、今までも最高のマスタリングをしてきましたが、今回のマスタリングで、もっと自信の持てるマスタリングを出来たととても手応えを感じています。
CDをいただくというのは、ただ頂くというわけではなく、きちんとチェックをして、自分の今後の糧にすることも含まれます。
今回はこうして満足した。これを聴いて、自身の中で噛み砕いて、次回はもっとこうしてみよう!と思ったりします。
音楽はまだまだ無限の可能性があると信じています。というより、確実に新しいものがまた出てくる。
こんな文章を書いている今でさえも。