ヴァイオリン奏者のあさいまりさんとの出会いは、一昨年の暮れだった気がします。
高校時代の後輩で、今はプロベーシストの小山尚希さんからのご紹介で、
アルバムを作りたいというところから1stアルバムのレコーディング、ミックス、マスタリングをお受けしました。
前作はバンドサウンドと思い、一斉に録音し、ミックスをして作り上げまして、とても素敵な作品に仕上がったのを覚えています。
ジャンル、印象としましては北欧のエレクトロニカと、ケルト音楽、そしてクラシックが融合したイメージでしょうか。
日本ではあまり演奏されるアーティストも多分少なく、珍しくとても新鮮な感覚と、
私はとても好きな音楽でしたので、作り上げることにとても楽しくお仕事をした思い出があります。
リリースは2016年の4/17でした。
それから1年も経たない昨年の暮れに、今レコーディング最中の2ndミニアルバムのお話をいただきました。
元気で明るいまりさんらしい活発な活動にとても嬉しく思い、六本木のカフェで打ち合わせをしました。
本作も、1曲1曲に物語があり、その1曲ずつが繋がって、一つの本になったイメージのアルバムです。
前作を考えながら、本作はもっとイメージを固めて、そのイメージに対してどう録音していくのがベストなのかを
コーヒーを飲みながら打ち合わせをしました。
このコーヒーを飲む時間こそがレコーディングに一番大切なことなのかなと思います。
仕事をするため、実行に移すためには「作戦」を落ち着いて考える。
ロケーションも大切で、気持ちがとても落ち着いたり、脳が活性化される場所でお話するのが一番良いのです。
海でも、山でも、都内でも。
そんな綿密に打ち合わせしたまりさんとの2ndアルバムのプロジェクトは現在、滞ることなく進行中です。
また経過報告をしていこうと思います。