昨日、RASTEINというメタルバンドを録音しました。
出会いは私が毎年お世話になっている尚美学園大学で行われる八木先生のCD製作のゼミでのこと。
生徒さんがそれぞれ一つのバンドやアーティストを呼び、1日レコーディングをして、CDにするという授業なのですが、
そこで出会いました。
Jazzの録音しか出来なかった私がJ-popがメキメキ上達したのはその授業のおかげ。
みなさん若いのでいつも新鮮な目を持っています。私には皆さんと新鮮な気持ちで音楽を作っていくので、
とても私も勉強になります。
話は逸れましたが、そんな出会いで昨日RASTEINのアルバムのレコーディングに私をエンジニアで呼んでいただきました。
メタルを勝手にロックというカテゴリーでくくっていた私は、この録音を通して「これはメタルというものなのだ!」と
初めて気が付きました。
もちろんルーツはロックなのだと思いますが、もっとタイトです。
でも、そのタイトさはジャズにも通ずるものがあって、人類皆兄弟と言うように、「音楽」というくくりで考えると、それを納得しました。
自分自身も新鮮な気持ちで今回のアルバムに参加していますので、このかっこよさをそのままミックスでばっちり決めたいなと考えています。
すべてオリジナルで、みなさんも私も1曲1曲に沢山の意見を出し合って、惜しみなく1日が過ぎました。
とても満足いくレコーディングで、こういう納得いくレコーディングの現場がここ1年〜2年くらいでたくさん増えていることに私も充実しています。