こんにちは。
最近、ミックスをしていると、「マスタリングと何が違うの?」と質問を受けるので、
簡単にお話をしようと思いました。
「ミックス」というのは、1曲の中のドラム、ベース、ギター、キーボード、ヴォーカルなどの音量や、音質を調整することを言います。
1曲の中でこのサビはもっとドラムを出し目にしよう。とか、ギターはAメロは抑え気味にしよう。とか。
この曲はヴォーカルは抜ける音質にしよう!とかがミキシングになります。
一方の「マズタリング」。これは「ミックス」でできた1曲1曲を、一枚のアルバムやシングルにした時、
こんどは全曲の音量調整になります。
例えば、1曲目はこのいつも聞いてるボリュームで聞けたけど、2曲目入ったら音量が小さくて聴きづらいので、2曲目を1曲目くらいの音量にしましょう。
とか、この曲はヴォーカルが他の曲に比べて大きいので、少し音量下げるか、イコライザーで少しヴォーカルのところだけカットしましょう。
とかが「マスタリング」になります。
どちらも同じ「音響」のお仕事になりますが、内容は全く違い、使う機材持ちがければスピーカーも違うこともあります。
私は最近、レコーディング以外にマスタリングも始め、戸惑いながらもしっかりとどちらもこなせるようになってきました。
日々、勉強ですね。
今回はミキシング、マスタリング、それぞれの違い。について話してみました。
近日、質問コーナーを設けようと思っています!乞うご期待!