さて、アルバムリリースがたくさんありまして、今年は結構なアルバムに携われてとても嬉しく思っております。
もっともっと作品に携わりたい気持ちがあります。でも、一つ一つを大切にしていれば、たくさんの出会いに必ず通じると信じて、
今は頑張っています。
さて、RASTEINというバンドのアルバム、『恐怖の集団』がリリースしました。
本当にこれは私が「メタル」というジャンルに出会って、衝撃を受けた作品です。
出会う前は、メタルって、ロックで怖いイメージだったのですが、
実は「ロック」ではなく、「メタル」なんだとわかった今、昔の自分が恥ずかしくて穴に入りたいくらいの気持ちです。
メタル。
本当にあの熱い音楽に胸を打たれてしまった。
ジャズや打ち込み系の音楽、あとはポップスしか聴いてなかったので、やはりメタル、いいです。
今まで触れた音楽も好きです。
新しく触れたジャンルという感覚です。
フィンランドに行きたいと思ったのもそれが理由です。
何より、メタルを教えてくれたのがRASTEINで良かったと思えるほど、この作品に携われて良かったです。
ヴォーカルギターのチモシーカタパルトさん、ベースのぺっつさん、ギターのいときんさん。
この3人は、特に私と近い感覚で、話していて楽しくレコーディングができまして、
そして、何より全曲オリジナルでアルバムを作っている。それがまたとてもかっこいい。
そして、歌詞の世界観に圧倒されてしまった私は、これは確実にカッコよくミックスをしなければという熱い想いがものすごくありました。
ミックスは、プラグインでイコライザーはAPI 550Bを使い、ともかく鋭い音、そして、太い音を表現してみました。
コンプももちろん、API 2500。これでみなさんのパワフルな音を、スピーカーで120%で表現してみました。
今回、ドラムは僕がとったわけではないですが、ものすごくパワフルなかっこいい音で、これをミックスで惜しみなく表現することも、かなり考えに考えて出してみました。
ともかく、「かっこよく、派手に行ってやろうぜ!」という気持ちがRASTEINのレコーディングの際中には多々ありました。
頑張って頑張る!汗をかき、ともかく絞りきる!熱い想い。
チモシーさん、ぺっつさん、いときんさんから生み出されるRASTEINという音楽。
やっぱりその勢い、そういうものが今回の作品には思いっきり詰まっています。
悔しさ、悲しみ、憎しみ、そのようなものは生きてたら少なからず出てくることは事実。
でも、そんなものをはねのけて、ともかく進んでいく。自分を持って、生きていくぜという気持ちにさせてくれたアルバムです。
もしかしたら、メタルより「RASTEIN」に胸を打たれたのかもしれない。
RASTEIN HP http://rastein.info/
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あと、そんなバンドは、今ドラマーがいないそうで、是非募集中だそうです。